特徴
優れた性能と信頼の品質で法面工事をバックアップ
用語の定義
■列線 | 金網の形成単位となる、一定のピッチで山形に折り曲げ加工された一本の線。 |
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■ひし型金網 | 列線を互いに絡ませて、平行四辺形の網目を形成する金網。 |
種類及び記号
種類 | 記号 | 適要 | |
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亜鉛めっき鉄線(S) 製ひし形金網(Z種) |
ZS2種 | Z-GS2 | JIS G 3547のSWMGS-2を用いたもの |
ZS3種 | Z-GS3 | JIS G 3547のSWMGS-3を用いたもの | |
ZS4種 | Z-GS4 | JIS G 3547のSWMGS-4を用いたもの |
形状・寸法及びその許容差
■線径 | 寸法 (㎜) :2.00 許容差 (㎜):±0.05 |
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■網目寸法 | 網目寸法は、【図-1】に示すように、列線で囲まれた空間四辺形の一片の長さとし、網目寸法及びその許容差は次の表のとおりとする。
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■幅 | (基本寸法2m) 幅は、【図-1】に示すように、列線の端から端までの距離を表し、その許容差は、マイナス側は0とし、プラス側は1網目寸法に相当する長さとする。 また、有効幅は列線の端から端までの山形の間の寸法をいう。 |
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■長さ | (基本寸法10m) 長さは【図-1】に示すように、平面上に張り広げた列線の端から端までの距離で表し、その許容差はマイナス側は0とし、プラス側は列線2本分以内とする。 |
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■突出し長さの寸法 | 突出し長さの寸法は、【図-1】に示すように、列線の最端の屈曲部から末端までの長さとし、その寸法は、網目寸法の1/3以上(17㎜以上)とする。 | ||||
■角度 | 角度は、【図-1】に示すように、列線の屈曲部の角度をいい、その角度は85°を標準とする。 |


外観
■亜鉛めっき鉄線製ひし形金網に用いる材料は、JIS G 3547のSWMGS-2、SWMGS-3、SWMGS-4に適合したものとする。
材料
■列線の表面には、きず、き裂、剥離、その他の使用上有害な欠点及び色むらがあってはならない
■列線は、形状が正しく、編みはずれがあってはならない
■列線は、途中につなぎがあってはならない
亜鉛付着量
線径 | 亜鉛付着量(g/㎡ ) | ||
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Z-GS2 | Z-GS3 | Z-GS4 | |
2.00 | 23以上 | 85以上 | 147以上 |